ロータリー財団 地区補助金奉仕活動
2019-20年度 実施した奉仕活動
実施期間:2019年7月〜2020年4月
活動内容:
経済成長と共に中国の環境問題は注目されることを背景に、特に2018年から中国の中央政府と地方政府は環境に対する規制は厳しくなりつつあります。その中、上海政府も今年からごみ分別を強制化させ、汚染防止そして資源循環型社会を推進しています。一方、中国の学生は環境面において学校と家庭から受ける教育内容は限られて、これから中国内、世界に羽ばたく未来の人材に備えるための環境問題に対する意識をより向上することは不可欠とされています。日本社会は環境意識が高く、中国における日系企業も優れた環境経営をしています。特に富士ゼロックスの蘇州資源循環工場はモデル工場とされ、中国の環境保護教育基地とも認定されています。富士ゼロックス社は企業ミッションとして廃棄ゼロを目指した「国際資源循環システム構築」を目指した企業です。
2019年10月9日に上海交通大学A Level課程に通う高校生たちが日系優良企業である富士ゼロックス蘇州資源循環工場を見学しました。そこで学び個人が考える環境に対する取り組みを英語の作文レポートとして課題提出し、7名の優秀学生を選考しました。11月3日クラブが主催する学習発表会で振り返り英語で発表しました。発表内容からは学習環境への取り組みと大切さを再認識し、身近なものとして考えていただく機会につながったと確信しております。今回の学習では国連のSDGやSustainabilityテーマについての学びに繋げ将来を担う青少年の経験にしていただきたい目的もありました。
このプロジェクトは将来のリーダーとなる青少年育成、経済と地域社会の発展、並びに平和と紛争解決を目的としております。富士ゼロックス蘇州資源循環工場を見学し、社会学習することで、中国人学生の環境意識を向上するとともに、企業の社会に向けての環境への取り込む姿勢を学びます。それと同時に日系企業は環境にやさしい取り組みを行っているというイメージを受け、関わるロータリアンや米山学友との交流により日本に対する好感度をアップさせ、平和と紛争解決につなげ、またロータリーに対する認知度を向上させることも目的としております。
今回の優秀賞3名を選考するにあたり、発表会に参加したロータリアンはオンライン投票を行いました。上海現地で参加できない会員はZOOMを利用しオンラインにて参加し、投票も行いました。
これも今年度テーマにつなげる新しいクラブの取り組みでした。
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