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上海認知症予防GENKIプロジェクト〜米山日中友好企画

※2022年実施予定


世界保健機関(WHO)が発表した報告書によれば、世界の認知症有病数は現在、およそ5,000万人に上ります。2030年には8,200万人まで増えると予測されています。更に世界的に猛威をふるう新型コロナウィルスの影響を受け、孤立しがちなシニア層やその介護者を支援することを目的とし、認知症予防に特化した健康をテーマに掲げ、経験ある福祉専門家と連携し、セミナーを開催することで、参加者が健康増進の意識づけ、認知症の早期発見・予防に気づき、将来に備えることで、少しでも不安を取り除き、社会との繋がりを感じてもらうことを目的とします。2022年は日中国交正常化50周年の節目でもあり、本プロジェクトを通じて、日本の介護サービスの先進的な経験と知識を活かし、それを中国上海市に住む地元民や参加者にひろげ、皆が元気GENKIになることで、避けることができない高齢化社会に向けてエールを送り、日中友好の絆をより深める活動を目指します。


中国上海市において、認知症についての行政支援の行き届かない方、60歳以上の高齢者(WHOレポートでは認知症率5%〜8%と報告される)やその介護者・介護予定者を対象に、認知症予防につながる健康増進セミナーと早期発見チェックを実施します。認知症予備群を探し出し、早期発見につなげ、今後の生活アドバイスや支援先の紹介を行います。まだ認知症に関する知識や対策知識が行き渡っていない地域の家族やコミュニティのメンバーにも早期発見についての知識、予防のノウハウ、ケアなど具体的選択肢を知ってもらうことで、今後の生活支援につなげます。


セミナーは、シニア層およびその介護者・介護予定者に対して、自宅から出て、会場に来てもらい、対面式で手厚くサポート可能な「相談型対面セミナー」と、「オンライン講座」形式の両方を想定しております。ご自身でオンライン端末を利用できないシニア層も想定されます。オンラインの特性を活かして、上海市だけに限らず、世界中からこの中国語で開催するセミナーの参加を募りたいと思います。上海で開催するセミナーには、クラブ会員(日本語中国語バイリンガル)がサポートすることで、上海在住の日本人シニア層の参加推進を行います。また会場では日本米を来場記念に贈呈予定。日本と同じく主食がお米である上海在住の方たちへ、中国米に比べて冷めても美味しく地元でも評判の日本米を食べてもらうことで、よりGENKIになって欲しいというクラブ会員の気持ちを込めて対面型セミナー来場者に手渡しする予定です。コロナ禍で少なからず影響があると想定されるシニア層へ気持ちばかりの来場ギフトとし支援につなげます。これによりロータリー活動の公共イメージ向上につとめます。また今後の啓蒙支援で、認知症に関する図書を町の受け入れ側と相談して決定後、贈呈します。















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