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HEIWA:Rotary Hiroshima Survivor Trees Project

更新日:2022年3月15日

2013年ロータリー世界平和フォーラム in 広島の流れで誕生した合同奉仕プロジェクトです。

Heiwa: Rotary Hiroshima Survivor Trees (Heiwa) は日本と米国のロータリアンの合同奉仕活動です。我々は広島の被爆樹木のから採取した種や枝から育てた苗木を、「平和」、「希望」、「持続可能な世界」というメッセージを込めて世界中にお届けする活動を展開しております。

私たちの活動参加メンバーにはノーベル平和賞を受賞したロータリアンや、広島の被爆者もいます。

世界のロータリアンがそれぞれの場所で平和推進活動を行なっております。また我がクラブでは東京米山友愛ロータリークラブとの合同奉仕プロジェクトとして、ロータリー財団グローバル補助金をいただいた活動もアメリカ ロサンゼルスで展開中です。現在第2弾目進行中。

こんな時代だからこそ、「平和」とは何か、私たちと一緒に考えてみませんか?


Peace Begins with You. 平和はあなたからはじまる。


この活動は広島で活動するグリーンレガシーヒロシマイニシアティブ(GLH)の活動が源流となりその指導の下、活動ビジョンを展開してきました。今では、ハワイ、カリフォルニア、アトランタ、福島などのロータリアン達の献身的な協力のもと被爆樹木の種を大切に苗木に育て、そして各地より世界中のロータリークラブを通じて希望の場所にお届けしています。まさにグリーンレガシーヒロシマイニシアティブがはじめた活動理念を世界各地で受け継いでいます。


チームは米国オンタリオ、ソウル国際大会、アトランタ平和会議、バンクーバー平和会議などに参加し、毎回ロータリアンたちのリクエストに応じて、被爆樹木の種や苗木を贈呈・植樹してきています。アトランタでは250を超えるリクエストがあり、その一つとしてカーターセンターでイチョウの木を贈呈しました。


被爆樹木の種や苗木を世界中にお届けする活動ですが、それと同時に世界中で被爆樹木の二世を育てる事により、広島の「希望」、「平和」、そして「共存」というメッセージを伝える活動です。世界中の私たちの活動パートナー達が、この活動に参加し、広島の願いを各国で平和活動大使となって伝えていただくものです。このコンセプトは田中作次2013-14年度国際ロータリー会長のPeace Begins With You平和はあなたからはじまるという理念を受け継いでおります。 


<被爆樹木について >

広島では被爆樹木とよばれる木があります。これらの木は1945年8月6日に原爆投下という被害にあったにも関わらず、今なお生き続けています。広島市が「被爆樹木」として特別に認定したもので、爆心地から2キロメートル以内の約55箇所に散らばり、約170本現存しております。原爆投下後少なくとも75年は草木も生えないといわれた広島で、焼け焦げた被爆樹木から新しく芽吹く樹木の姿をみて、被災した人々は非常に勇気づけられ、生きる希望と復興への活力をもらいました。これらの樹木は負傷し、樹木本体に放射能の影響を受けながらも、今なお生き続けており、原爆投下という大惨事の生き証人として存在し続けております。


●被爆樹木の植樹関連活動

  • 国内植樹:植樹希望リクエストを受けたら、日本HEIWAリーダー関特別代表と連携し、国内苗床並びに、広島の担当者と連絡をとりながら被爆樹木の手配並びに植樹連携を行います。(福島に苗床があるので、生育状況と相談しながら手配予定)


  • 海外植樹:植樹希望リクエストを受けたら、日本とアメリカのHEIWAリーダー(PDG Steve Yoshida氏)が協議し、植樹調整をおこなう。その植樹状況をHEIWAグループに共有する。英語でのコミュニケーションもあり、日米HEIWA PJコーディネーターとしてクラブ会員が担当しております。


このプロジェクトでは単に植樹だけを目的にしておらず、被爆者の体験談、平和へのメッセージを同時に伝えてきております。例年通りこれまで制作してきたビデオまた、平和教育資料を活用して平和教育推進活動につなげて行きます。


  • 国内、海外の希望に応じて被爆樹木の種・苗木の発送協力

現在国内、海外に苗床は少しずつ増えてきておりますが、それぞれの箇所に種をこれまでお届けしております。



  • 過去に植樹された被爆樹木について担当者(植樹時に設定)と連携し、生育報告を受ける。日米チームへの連絡、フェイスブック投稿。


  • プロジェクトでは、単に植樹完了して終了というものではなく、植樹後も一緒に被爆樹木の成長を生育担当者、関係ロータリアンで見守るものです。平和のメッセージを伝え続ける被爆樹木が、担当者、担当地域できちんと生育されているか確認をしております。植樹時には定期レポートを依頼中。(適宜クラブやフェイスブックで共有)


  • 卓話、会合参加リクエストがあった場合、都度要請に応じて対応


  • 国内並びに海外から依頼を受けた場合、適宜関係者と調整して参加調整。日米プロジェクトチームはこれまでに国際大会や、平和会議、RI会長主催会議に参加講演を実施。


  • 定期的に日米Heiwaプロジェクト担当者と会議を行い、各国の状況確認。


  • 各国の植樹リクエストに応じてプラークの制作 会員が過去にロゴデザインを担当し、Heiwaチームが共有しております。被爆樹木のタイプ、植樹場所に応じて制作協力(実際に印刷は現地と協議の上必要に応じて行う。)木製のフレームや、プリントアウト作業を担います。(ロゴコンセプト別紙参照)被爆樹木である証明書代わり。


  • Heiwaフェイスブック管理

日米ロータリアンが管理担当者になっています。

プロジェクトの問い合わせがあった場合日米ロータリアンで共有対応。


  • 平和教育支援資料の制作 

被爆体験をもつ川妻二郎パストガバナーをはじめとする平和活動家ロータリアンのこれまでの資料、関連データを保全保管します。数々の例会やイベントでご自身やご家族の体験をもとに、平和へのメッセージを語り続けてきております。活動に関わられたロータリアン(他界された方もおられます)たちの思いを後世に語りつぐべき大切な資料として、平和教育メディアとして活用構想中。

















Heiwa Logo Concept:


全人類の平和の誓いと、核のない世界を目指して力強く生まれ続ける希望の象徴として

As a symbol of the peace pledge of all humanity, and hope to continue strongly born aiming for a world without nuclear weapons.



原爆死没者慰霊碑と被爆樹木

A Cenotaph for The A-bomb Victims and A bombed tree


全世界の人々の反核と平和の誓いとして、「過ちは繰り返しませぬから」と刻まれた原爆死没者慰霊碑。

The monument is inscribed with the words, "Let all the souls here rest in peace, for we shall not repeat the evil." As a pledge of all humanity for the peace and no nukes.



そこに現れ出る、被爆樹木を象徴するアオギリ、イチョウ、ツバキのモチーフは、人類史上最も残酷な 戦争の業に焼かれても力強く芽吹いた樹々の新芽のように、決して諦めることなく生まれ続ける平和への 希望と理想を表しています。 The motifs of the Chinese parasol-tree, ginkgo biloba, camellia that symbolize those A-bombed trees appearing such like the shoots of the trees even after destroyed powerfully when burned by the most brutal nuclear weapon in our human history, and it express our hope and future that we shall never give up Peace to be born



枝を運ぶ鳩

A pigeon carrying a branch


ノアの方舟に枝を届け希望の大地があることを知らせたと言われる鳩が、核兵器のない平和な世界は必ず ある、それは必ず実現できると告げています。 また、この鳩は平和の樹を世界中にとどけ、核兵器のない世界の理想を人類に広める、このプロジェ ク ト に 関 わ る全ての人を表しています。

The pigeon delivering a branch to the Noah's Ark is said that there is the hope of the earth. We believe that there is always a Peaceful World without nuclear weapons.

This pigeon also represents everyone involved in our Heiwa: Hiroshima Survivor Trees Project, which brings Hiroshima’s survivor trees of peace all over the world and spreads the ideals of a peace world.



プロジェクト担当者

○東京米山友愛ロータリークラブ

 関博子(クラブ特別代表)川妻二郎(パストガバナー、名誉会員)、楊錦華(拡大補佐)


○東京米山ロータリーEクラブ2750

 中前緑(リーダー)、丸山由佳理(奉仕プロジェクト委員長 Heiwa Logo デザイナー)








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